HIROAKI TAKENOUCHI

Pianist

 

Biography

“演奏する音楽のスタイルを完全に理解し、そこに演奏におけるまれな繊細さと華やかさを掛け合わせる何ともすばらしいピアニスト”

サー・ロジャー・ノリントン

竹ノ内博明・プロフィール

鹿児島市生まれ。1997年よりロンドン在住。英国王立音楽大学(Royal College of Music)にて研鑽を積み、これまでにピアノを市来貴子、牧野縝、ヨンティ・ソロモン、アンドリュー・ボール、フランク・ウィバウト、ノレッタ・コンチ、フォルテピアノをデービッド・ウォード、作曲をエドウィン・ロックスバラの各氏に師事。またピエール=ローラン・エマール、エマニュエル・アックス、ロナルド・ブラウティガム、イモジェン・クーパー、ヘルムート・ラッヘンマン、エリザベート・レオンスカヤ、ロバート・レヴィン、サー・ロジャー・ノリントン,ラファエル・ウォルフィッシュなどの音楽家たちにも芸術的指導と助言を受ける。


2005年には、英国王立音楽大学最高の栄誉であるエリザベス皇太后薔薇杯を受賞、チャールズ皇太子殿下より授与される。また2004年にはザルツブルクのモーツァルテウム夏期アカデミーに参加し、そこでの演奏が認められザルツブルク音楽祭の一環のコンサートに出演。同年にはサウスバンクセンターでのデビュー、またチェルトナム国際音楽祭でのデビューリサイタルも行う。2005年にはキーボードトラスト(ロンドン)などの援助を受け、イタリア、ドイツ各地でリサイタルを行った。2007年には、モーツァルテウム(オーストリア)及びフズムピアノフェスティバル(ドイツ/日本人初)にてリサイタルを行い好評を得る。この他、これまでにロンドンのウィグモアホール、フェアフィールドホール、ハンブルグ・ムジークハレ、東京オペラシティ(B→C)、トーキョーワンダーサイト、東京、ロンドン、ハンブルクの各スタインウェイホールなどを始め、イギリス、日本、ドイツ、フランス、オーストリア、イタリア、カナダなど各地で演奏を行う。


レパートリーは大変幅広く、バロックから現代までの主要レパートリーをカバーすると共に、演奏頻度の低い作品(メトネル、英国ロマン派作品など)や、最新の作品を意欲的に採り上げることでも知られる。これまでに数多くの録音を行い、作曲家や他の演奏家からの信頼も厚い。これまでにジェレミー・デイル・ロバーツの Oggetti – Omaggio a Morandi (LORELT) や、エドウィン・ロックスバラの Six Etudes (NMC)、ジェームズ・ディロンの Black/Nebulae(河合祝子氏との二台ピアノ:NMC)の世界初録音を行い、また2006年にはブリティッシュ・ライブラリー(国立図書館)のモーツァルト自筆作品カタログの音源化にフォルテピアノ奏者として携わる。2008年には、「Cosmos Haptic:日本現代ピアノ作品集」と題したCDを発表、LORELT (www.lorelt.co.uk) より好評発売中。


在学中はマーティン音楽基金、マイラ・ヘス財団、ティレット音楽基金、ウォール財団及び王立音楽大学(マイケル・ウィタカー奨学金)より奨学金を授与。現在ソロ活動の他室内楽奏者、伴奏者としても活動している。2007年から2009年まで英国王立音楽大学の研究員(Constant & Kit Lambert Junior Fellow supported by The Worshipful Company of Musicians)。